FX練習ソフト

【MT5】進化したForex Simulator2.0の新機能と使い方

MT5版 Forex Simulator2.0 の新機能

Forex Simulatorは、Metatrader 4(MT4)、5(MT5)の強力なチャート機能を活用した、実践的なFXトレード練習(検証)ソフトです。デモ口座での取引よりもはるかに速く、効率的に取引スキルを向上させることを目的として設計されており、実際の市場のような環境でリスクなく練習できるのが最大の特長です。

Forex Simulator 2.0

この記事で紹介するMT5版は、MT5のプラグインとして動作し、MT5で利用可能なあらゆるチャート、テンプレート、描画ツールを使用できるため、普段使い慣れた環境で過去の市場をリプレイしながら、実践的な取引を体験できます。
特にMT5版では、複数の通貨ペアを同時に監視・取引できるマルチカレンシー機能が利用可能で、すべてのチャートがティックごとに同期して更新されます。

MT4版とMT5版の違い

Forex SimulatorにはMT4版とMT5版があり、それぞれに異なる特長と機能があります。
主な違いは以下の通りです。

複数の通貨ペアの仮想トレードが可能に

  • MT5版のみが、複数の通貨ペアを同時に監視および取引する「マルチカレンシー」機能をサポートしています。すべてのチャートはティックごとに同期して更新されます。これにより通貨ペアの相関の検証など、多様な戦略の検証が可能になりました。
  • MT4版ではこの機能は利用できません。

対応する時間枠(タイムフレーム)

  • MT5版では、M1、M2、M3、M4、M5、M6、M10、M12、M15、M20、M30、H1、H2、H3、H4、H6、H8、H12、日足、週足、月足のタイムフレームが利用可能です。(MT5標準機能の時間足がそのまま使えます。)
  • MT4版では、M1、M5、M15、M30、H1、H4、日足、週足、月足に加え、カスタム(M2、M10、H2、H3、2日間など)、秒足(30秒、45秒など)、Renko、Range、Tickといった特殊なチャートタイプも利用できます。(MT4標準機能の時間足ではなくプラグイン独自のカスタマイズされた時間足を使用します。)

シミュレーションファイルの互換性

  • MT5版で保存されたシミュレーションはMT4版ではロードできず、その逆も同様です
  • つまり、MT4で開始したシミュレーションをMT5で継続することはできず、MT4のシミュレーションはMT4でのみ、MT5のシミュレーションはMT5でのみロード可能です。

MT4版の詳細と使い方はこちら

MT4トレーディングシミュレーターForex Simulatorの使い方

Forex Simulatorについて:MT4用トレード練習ツールの紹介 外国為替市場(FX)において成功するためには、経験と練習が不可欠です。しかしながら、実際の取引環境での練習はリスクが伴い、また ...

信頼性の高いティックデータの使用

トレーディング戦略の検証には、精度の高いティックデータが不可欠です。Dukascopy、TrueFX、HistDataから選べるデータには、60種類の外国為替ペア、ゴールド、シルバー、ビットコイン、イーサリアム、そして米ドル指数が含まれています。これにより、より正確な市場分析と予測が可能となります。

Forex Simulatorは、初心者から経験豊富なトレーダーまで、幅広いユーザーに推薦されるツールです。このツールを使って、市場分析のスキルを磨き、より効果的な取引戦略を開発しましょう。

Forex Simulator2.0使用の準備

Forex Simulatorは機能が多すぎるため、この記事では、Forex Simulatorを起動して実際にシミュレーションするために必要な最低限の設定を画像を使って解説していきます。

Forex Simulator2.0を使用するために必要なもの

  • Windows 10/11
  • Microsoft .NET 8 Desktop Runtime またはそれ以降のバージョン
  • MT5の口座(デモでもリアルでも可)
  • フルで使う場合はForex Simulatorのアカウント($109)

「デモモード」と「フルモード」の違い

デモモード

  • 1シミュレーションあたり取引は5回まで
  • ティックデータは2年分のサンプルのみ
  • シミュレーションの保存や読み込みは不可

フルモード

  • 一度の支払いで永久に使用可能
  • 2つのMT4・5アカウント用
  • 全機能利用可能
  • 無料アップデート
  • 無制限の取引
  • 10年以上のティックデータ
  • 14日間の返金保証

Forex SimulatoraはMT4かMT5の口座番号ふたつまで使用できます。Forex Simulatorを適用したときにログインしているMT4もしくはMT5の口座番号が紐づけられます。最初のふたつの口座が期限切れなどで使えなくなった場合はリセットして新しい口座を使うことができます。

フルモードのライセンス購入はForex Simulator公式ウェブサイトの上部の「Pricing」というメニューから開くページで購入フォームを開くことができます。購入方法はこの記事の最後に記載してあります。購入方法へ

Forex Simulator2.0のダウンロードとインストール

ダウンロード

Soft4FX Forex Simulatorのホームページへアクセスして「Download」(ダウンロード)ページを開きます。ダウンロードリンクから「ForexSimulatorMT5.exe」をダウンロードしてください。

Forex Simulatorのダウンロード

インストール

ダウンロードした「ForexSimlatorMT5.exe」をダブルクリックで実行します。

.NET8.0のインストール

画像のようなメッセージが出た場合は、必要なランタイムがインストールされていません。Download it now」をクリックしてセットアップファイルをダウンロードしてインストールしてください。

ダウンロードしたセットアップファイルを実行。

.NET8.0のインストール。

.NET8.0がインストールされたら再度「ForexSimlatorMT5.exe」を実行してください。

使用許諾契約書の確認と同意

使用許諾契約書が表示されますので、内容に問題が無ければ「I agree」(同意する)をクリックします。

使用許諾契約書の訳文を載せておきます。内容はこのページの規約と同じです。

エンドユーザー使用許諾契約書 (EULA)

無保証
Soft4FX 外国為替シミュレーターは「現状のまま」配布され、 商品性や特定の目的への適合性に関する保、または明示または黙示のその他の保証はありません。作者は、このソフトウェアの使用または誤用のデータ損失、損害、利益の損失、またはその他の種類の損失に対して責任を負いません。

クラッキング
このソフトウェアのリバースエンジニアリングやライセンス保護スキームを妨害しようとする試みは禁止されています。改ざんの証拠はすべて調査され、適用されるすべての法律に従って起訴される可能性があります。

体験版の配布について
あなたは、このソフトウェアとドキュメントのデモバージョンを自由にコピーしたり、オリジナルのデモバージョンの正確なコピーを誰にでも渡したり、ソフトウェアとドキュメントのデモバージョンを修正されていない形式で電子的手段を介して配布したりすることができます。ただし、作成者の書面による許可なしに、そのようなコピーを作成したり、他の製品とともにソフトウェアやドキュメントを 配布したりすることに対して、請求したり寄付を要求したりしてはなりません。

完全版
Soft4FX 外国為替シミュレーターの1つの購入コピー (1ライセンス) は、1人が1台以上のコンピューターでソフトウェアを個人的に使用することができ、特定の数のMetatrader取引口座でのみ同時に使用できます。

2018年6月10日以降に購入されたライセンス。 2 Metatrader アカウント

2018年6月10日より前に購入したライセンス: 10 Metatrader アカウント

ソフトウェアのフルバージョンを有効にするために必要なライセンスコードを受け取っているはずです。 このコードは極秘に保管する必要があり、登録所有者以外の誰にも与えたり公開したりしてはなりません。 コードの共有または再販は固く禁止されています。 これらの規定に従わ ない場合は、厳しい法的罰則が科せられ、 ライセンスが取り消されてプログラムが機能しなくなる可能性があります。

Soft4FX 外国為替シミュレーターをインストールして使用すると、これらのライセンスの利用規約に同意したことになります。 このライセンス条項に同意しない場合は、Soft4FX Forex Simulatorをコンピュータから削除し、製品の使用を中止する必要があります。

インストールするMT5の選択

PCにインストールされているMT5が検出して表示されますので、Forex SimulatorをインストールするMT5にチェックを入れて「Install」をクリックします。

インストールが成功するとこのような画面になりますので「Close」で閉じてください。

Forex Simulatorの実行

Forex SimulatorをインストールしたMT5を起動します。

チャートに適用

エキスパートアドバイザ(EA)の「Soft4FX」フォルダのForexSimulatorMT5をダブルクリックかドラッグしてチャートに適用します。
この時開いているチャートはどの通貨ペアでも構いません。
設定ウインドウが開きますので「仕様」タブで「DLLの使用を許可する」にチェックを入れます。

また、「ツール」→「オプション」の「エキスパートアドバイザ」タブの「DLLの使用を許可する」にもチェックを入れます。

アクティベーション

ログインウインドウが表示されますので、「デモモード」、「フルモード」のどちらかにチェックを入れます。
フルモード」で使用する場合は、登録した「Eメール」と「アクティベーションコード」を入力して「OK」をクリックします。
アクティベーションコードは、ライセンスを購入するとメールで送られてきます。

アクティベーション

これ以降はフルモードでの解説になります。
デモモードでも同じ手順で使用できますが、一部の機能が制限されます。

データセンター

ティックデータのダウンロード

シミュレーションの開始メニューが表示されますので一番下の「データセンター」をクリックします。
データセンターではチャートで使用するティックデータをダウンロードすることができます。
シミュレーションを開始するために最低ひとつの通貨ペアのティックデータをダウンロードしてください。

データセンターが開いたらティックデータの配布元を選択します。次に使う通貨ペアの欄の「Download」をクリックします。

ティックデータのダウンロード

Dukascopy:Dukascopyは、Forex Simulatorの主要なデータソースの一つで、新しいデータが毎日公開されます。外国為替ペア、貴金属、暗号通貨、インデックスを含む65種類の銘柄を提供しており、最も古いデータは2003年から利用可能です。

TrueFX:TrueFXは、新しいデータが毎月公開されるデータソースです。提供される銘柄は15種類の外国為替ペアのみで、すべての銘柄についてデータは2010年から利用できます。

HistData:HistDataは、新しいデータが毎月公開されるデータソースです。外国為替ペア、貴金属、インデックスを含む39種類の銘柄を提供しており、最も古いデータは2005年から利用可能です。

さらに詳細な銘柄リストは、こちらのページでご確認ください。

  • データの更新: 新しいデータが利用可能になった場合は、データセンターで選択した銘柄の横にある「Update」ボタンをクリックすることでデータを更新できます。複数の銘柄を一度に更新したい場合は、「Update All Selected」ボタンを使用することも可能です。
  • 利用条件: これらのプロバイダーに登録したり、追加料金を支払ったりする必要はありません。データサービスは、シミュレーターの価格に含まれています。
  • デモモードでの制限: デモモードでは、利用できるティックデータがサンプルとして2年分に制限されています。
  • データの容量: 全範囲のデータは通常10〜20年分あります。1つの銘柄で1〜5GBの容量を消費する可能性があるため、十分な空き容量があることを確認する必要があります。

個別にダウンロードする場合は、期間を選択してティックデータをダウンロードします。

ダウンロードの期間

必要なダウンロードが終わったらデータセンターを閉じてください。

ニューシミュレーション

開始メニューから一番上の「New simulation」をクリックします。

ニューシミュレーション

シミュレーションの設定

ニューシミュレーションを開いたら仮想トレードの環境設定をします。

MT5版のForexSimlatorは、複数の通貨ペアを同時に検証できます。
まず使う通貨ペアをリストに追加していきます。
使えるのは、データセンターでダウンロードした通貨ペアだけです。

※ ひとつの銘柄しか使わない場合はひとつだけ追加してください。
同じ銘柄で複数の時間足チャートはメインパネルから追加できます。

通貨ペアを追加したら、アカウントの通貨や口座残高、タイムゾーンなどシミュレーションの環境設定をしていきます。レバレッジは最大で1000倍です。

例として、2022年9月6日に日本円口座で1万円の資金でトレードする際の設定は画像のようになります。
赤い文字がデフォルトから変更した部分です。
これでExnessXMなどでトレードする環境に近くなります。(レバレッジは最大1000倍なのでExnessの2000倍や無制限は設定できません)

※ MT4版では口座の通貨は限られていましたが、MT5版ではどの通貨ペアでも日本円が使えるようになっています。

※ タイムゾーンは画像のように「大阪、札幌、東京」にするとMT4の時間表示が日本時間になります。デフォルトの「GMT」か「New York Close」で通常のMT4の時間表示になります。

※週足や月足を使った検証をする場合にうまくチャートが表示されない場合は、「Start of charts」の値を増やして、シミュレーションの開始日を手前にずらしてください。MT5のオプションのチャートの設定でもチャートの最大バー数をできるだけ大きな数字にする必要があります。

少し使用してみて損益などがいつも使っているブローカーとの違いがあればロットサイズなどを修正してみてください。

※スプレッドは、「Real(variable)」でデータプロバイダー(Dukascopy、TrueFX、Histdata)が提供するリアルなスプレッド、「Fixed」で固定値を指定できます。スプレッドはトレードパネルの注文ボタンの下に「Spread」として表示されます。

MT4版ではこの段階で使用するチャートを設定しますが、MT5版では標準の時間足が使えるようになっています。MT5側で時間足を選択することでチャートを切り替えることができます。

仮想トレードの実行

これで過去の任意の日付で仮想トレードを開始する準備が整いました。
開始時には、ニューシミュレーションで追加した銘柄の1時間足のチャートがすべて開かれます。
時間はニューシミュレーションで設定した開始日の0時0分がセットされています。

チャートの時間足を変更したい場合は、MT5の標準機能を使って時間足を切り替えることができます。
チャートの背景やグリッドなどは、右クリックの「プロパティ」から変更ができます。インジケーターも追加することができます。(外部カスタムインジケーターは動作しないものがあります。)

手動によるチャートの早送りと巻き戻し

開始時間をずらしたい場合はパネルの「チャートを進める」「チャートを巻き戻す」を使って移動してください。
(開始日の場合は巻き戻せません。)

その際、チャートは選択されている時間足のローソク足1本分ずつ移動します。
チャートの同期(Sync with chart)を解除して、例えばドロップダウンでH1を選択すれば1時間ずつ移動することができます。チャートを1日単位で進めたい時はDailyを選択してください。

成行注文の出し方

ロットサイズ、必要ならストップロス(pips)とテイクプロフィット(pips)を入力します。
画面は、ロットサイズを「0.1」、ストップロスとテイクプロフィットを「20pips」に設定して赤いボタンで売りの成行注文を出したところです。ポジションが緑色のライン、ストップロスが赤、テイクプロフィットが青のラインで表示されます。

注文を出したらスタートボタン「Play」を押せば、チャートが動き出します。
動いている状態でも注文を出したりポジションを閉じることが可能です。

ビジュアルモード

パネルの「Visual Mode」ビジュアルモードをONにすると、ストップロスとテイクプロフィットをマウスのドラッグで移動して設定することができます。

ビジュアルモード

ビジュアルモードをONにした状態で注文を出すとチャートが一時停止してストップロスとテイクプロフィットのラインが表示されますので、それぞれのラインをドラッグで移動して位置が決まったら「Accept」で確定します。

ビジュアルモードでのSL・TPラインの設定

時間足の残り時間表示など

その他、トレードの実行に役立つ情報として、選択中の時間足の残り時間表示や、スプレッドなどが確認できます。

トレード管理パネル

Forex SimulatorにはMT5のターミナルと同じような機能を持つパネルが備わっています。
トレードパネルの「Trades」というボタンで表示できます。

トレード管理パネル

トレード履歴

History」タブでは、トレードの履歴の確認やExcel形式での出力が可能です。
手動でチャートを巻き戻すと消えてしまいますので注意してください。

トレード履歴

異なる通貨ペアの売買

Forex SimulatorのMT5版では、異なる通貨ペアの同時トレードが可能になっています。
Sync with chart」(チャートの同期)をONにしておくことで、選択したチャートにパネルのトレード対象が自動的に切り替わります。画像の例ではEURJPYの売り注文とGBPJPYの買い注文を出しています。

チャートの追加

シミュレーションに追加してある銘柄のチャートは複数追加して表示することができます。
例えばUSDJPYの既に開いている5分足チャートとは別に1時間足も表示しておきたいときなどは「New Chart」から「USDJPY」の新しいチャートを追加できます。

手動による決済方法

手動でトレードを決済する方法はいくつかあります。
Sync with chart」をONにした状態で「Close All」をクリックすると対象チャートのトレードを全て決済することができます。
また、トレードパネルを開いて個別に先頭の「X」をクリックすることで個別に決済することができます。

  • Close All : すべてのオープンポジションを決済します。
  • Close Winners : すべての利益が出ているポジションを決済します。
  • Close Losers : すべての損失が出ているポジションを決済します。
  • 「X」ボタン : リストから選択した個別のポジションを決済します。
  • Close Part : 選択したポジションの一部のみを決済します(例 : 50%または0.20ロット)。

シミュレーションの保存

Forex Simulatorでは、仮想トレードの状態をそのまま、保存しておくことが可能です。
パネルの「Siulation」メニューの「Save」をクリックします。

シミュレーションの保存

シミュレーションは「.sim」という拡張子のファイルで保存されますので、任意のフォルダにわかりやすい名前をつけて保存します。

シミュレーションの再開

次回、Forex Simulatorを使うときに「Load Simulation」(ロード シミュレーション)で保存した.simファイルを指定すれば、シミュレーションを再開できます。

ロードシミュレーション

ここまで、Forex Simulatorを使って仮想トレードを実行する流れをまとめてみました。
その他の便利な機能については、MT4版のForex Simulatorの操作パネル:機能と使い方ガイドを参考にしてください。インターフェースに違いがありますが、ほぼ同じ機能が使えるようになっています。

Forex Simulatorでできることとできないこと

Forex Simulator MT5版でできること

  • 専用パネルによる成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文
  • 専用パネルによる指値決済、逆指値決済、ブレークイーブン、トレーディングストップ
  • 専用管理パネルによるトレード管理
  • リスクベースのポジションサイジング
  • 開いているチャートの同時進行
  • オブジェクトの使用(水平線、トレンドライン、フィボナッチ、テキストなど)
  • ローソク足単位のチャートの先送り巻き戻し
  • カスタム時間軸のチャート利用
  • シミュレーションの保存
  • Excel形式、MT4形式(のような)レポートの書き出し

Forex Simulator MT5版ででできないこと

通常のMT5の機能でできることでも以下の操作は使用できません。

  • MT5の注文機能による注文
  • MT5付属のターミナルの使用
  • 新たな通貨ペアの追加
  • 残高の増額
  • 年月日を指定しての移動
  • EAの使用

インジケーターの動作に関して

インジケーターには動作するものとそうでないものがあります。すべての標準(組み込み)MT5インジケーター:RSI、MA、ATRなど、Metatrader 5に付属するすべてのインジケーターを使用できると公式チュートリアルでは解説されています。

外部のカスタムインジケーターは、動作するものとしなものがあります。動作しないものは、パラメーターの調整や、設定を変更することで動作する場合もありますが、実際に使用してみないと分からないことも多いです。

ライセンス購入方法

Forex Simulatorをフルモードで利用するには、ライセンスの購入が必要です。
ライセンスを購入すると、MT4版・MT5版の両方を使用することができます。

Forex Simulatorのホームページへアクセスして「Pricing」のページを開きます。

15%割引のクーポンコードはこちら → 「 MINUS15-ID13264
※このクーポンコードは、このサイト内でのリンクでしか有効になりませんので注意してください。

ライセンス購入ページ

購入フォームの入力

PayPro Globalという決済会社の購入フォームが開きますので必要事項を入力します。
支払いはクレジットカードかデビットカードになります。

日本円の価格は為替によって変動します。

購入フォーム

電話番号は日本の場合、頭に「81」をつけて先頭の「0」を抜いて続けます。
「090-1234-5678」の場合は、「819012345678」となります。
入力したEメールに「アクティベーションコード」が送られてきますので、間違えないようにしてください。

アクティベーションコードの受け取り

Forex Simulator」という件名のメールが「Soft4FX」から送られてきます。
このメールに「アクティベーションコード」が記載されています。

アクティベーションコードの記載されたEメール

アクティベーションのリセット

Forex Simulatorに紐づけて同時に使えるのは2つのMT4・MT5口座番号のみですが、何らかの事情で2つの口座が使えなくなった場合など、紐づけられている口座番号をリセットして、別の口座を使うことができます。

リセットは、このページへアクセスして画像のように「登録に使ったEメール」、「アクティベーションコード」、「表示された計算の答」を入力してリセットしてください。

アクティベーションのリセット

いくつの口座が紐づけられているかは、開始のメニューに記載されています。
図では2つ使えるうち、ひとつを使用しているということを示しています。

使用している口座の数

まとめ

この記事では、MT5専用のトレードシミュレーションツールであるForex Simulatorの使い方をまとめています。

デモモードとフルモードの違い、必要な環境、ダウンロードとインストール方法、初期設定の方法、仮想トレードの実行、シミュレーションの保存、Forex Simulatorで可能なことと不可能なこと、ライセンスの購入方法、紐づけられた口座番号のリセット方法など、Forex Simulatorを使用するための手順を画像と動画を使って解説しています。

初めての設定は複雑に感じるかもしれませんが、このツールは他のシミュレーションツールにはない高機能を備えています。ぜひForex Simulatorを使いこなして、トレードの成功に役立ててください。

Forex Simulator MT5版 公式チュートリアル(英文)

Forex Simulatorのその他の機能については下記MT4版の記事も参考にしてください。メニューの位置などは多少変わっていますが、ほぼ同じ機能が使えるようになっています。

Forex Simulatorの操作パネル:機能と使い方ガイド

Forex Simulator操作パネル Forex SimulatorはMT4専用の高機能なトレーディングシミュレーターです。 この記事では、Forex Simulatorで開いたチャート上に表示さ ...

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